| 【決勝 北島康介が100m平泳ぎで6連覇、中村礼子が200m背泳ぎで2連覇】 |
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100m平泳ぎの北島康介(上)、200m背泳ぎで2連覇を達成した中村礼子(下)
【(C)Digital EXpress】 |
日本選手権4日目の決勝が行われ、男子100m平泳ぎでは北島康介(日本コカ・コーラ)が前日の男子50m平泳ぎに続き1分00秒89で優勝。北島は1日目の男子200m平泳ぎで3位に沈み、まさかの世界水泳代表落ちとなったが、不安を払拭する力強い泳ぎで、この種目の6連覇を達成した。
中村礼子(東京SC)、伊藤華英(セントラルスポーツ)、寺川綾(近畿大)による実力伯仲の三つ巴となった女子200m背泳ぎでは、中村が同種目アテネ五輪銅メダリストの意地を見せ、2分10秒22で昨年に引き続き2連覇を果たした。中村は大会前に故障に見舞われたが、結果が出たことについて「自信がついた」と胸を張った。2位の伊藤も世界水泳の派遣標準記録を突破した。寺川は惜しくも3位に敗れた。
松田丈志(中京大)は、日本記録に迫る7分58秒74の好タイムで男子800m自由形を制し、男子1500m自由形、男子400m自由形、男子200mバタフライと併せて、2年連続で四冠を獲得するという偉業を成し遂げた。
男子200m背泳ぎでは、同種目の50m、100mを制している森田智己(セントラル)を抑え、中野高(イトマン昭島)が1分58秒79の自己ベストで日本一に輝いた。中野、森田の2選手は世界水泳への派遣標準タイムを突破した。
女子1500m自由形では、長距離の女王山田沙知子(コナミ西日本)が貫禄の日本一。2年ぶりにタイトルを奪回し、2位の貴田裕美(群馬藤岡SS)とともに世界水泳出場を決めた。また、女子100mバタフライでは中西悠子(枚方SS)が、女子200mバタフライに続き2種目を制した。
男子200m個人メドレーでは、佐野秀匡(アクラブ調布)が2分00秒68で日本一に輝いた。佐野は男子400m個人メドレーも制しており、2種目で世界水泳に出場する。また、男子100mバタフライは、高安亮(コナミ東日本)が制し、52秒67で世界水泳派遣標準タイムを突破した。
【青木剛委員長 談話】
日本記録10個が目標だと言っていましたが、残念ながら1個しか出なかった。しかし、中身を見ると、だいだい3個くらい記録が出てもいいレースがあったと思います。アテネ五輪が終わり、1年目のレースということもありますが、最後の仕上げの部分ができていなかったと思います。それがもう少しのところで新記録を生み出せなかった原因でしょう。
中身については、かなり収穫があったと思っています。設定した派遣標準記録を20人の選手が突破しました。層が厚くなってきたと思います。ただ、オリンピック種目に関して言えば、昨年は19種目でしたので、15種目は少ないですが、標準記録も高くしておりますので、それを考えると北京に向かう1年目にしては良かったと思います。選手が派遣標準記録を突破して、チームに入る意欲を見せてくれたことが、今後の強化にいい影響を与えてくれるのではないでしょうか。
(男女のリレーで北京五輪出場を目指しているという点に関しては)課題は残っているという感想です。新記録を出してもらいたい、あるいは記録のレベルを上げてもらいたいのが、男女の自由形短距離ですから。どういう形でメンバーを編成してリレーを組むかは、今後の選考委員会で決めていきたいと思います。
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