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JAPAN SWIN 2005
第81回日本選手権水泳競技大会 競泳競技
予想会 |
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財団法人日本水泳連盟
常務理事 青木 剛 |
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■男子自由形
短距離種目は日本の積年の課題となっています。世界にかなり後れを取っており、他の個人種目や長距離に比べて、世界との差が縮まらないというのが現状です。今回は、出来るだけ各選手とも自己記録を更新すると同時に、日本記録を更新し、それによって世界に近づいていってもらいたいと思います。
50mについては、22秒台が伊藤真選手一人ということで、この(クラスの)レベルが上がってこないと、100mのスピードにも影響してきます。ここは伊藤選手と細川大輔選手がいます。2人で22秒の真ん中あたりまで引き上げてもらいたいと期待しております。
100mでも積年の課題、50秒突破がかなり遅れております。世界では、トータルで100人近い選手が50秒を既に突破していると思うのですが、日本人はまだ49秒台に入っていないという状態です。アテネオリンピックでも、エントリーした選手のうち30名が50秒を突破しており、ここはぜひ50秒突破を期待しています。 細川選手、奥村幸大選手、この2人に期待をしていただきたいと思います。
200mにおける奥村選手の日本記録は、世界に比べるとかなり差が開いています。この記録を塗り替えると同時に、フリーリレーで北京オリンピックに出したいという計画を立てています。そういうことを考慮すると、ここは一気に(1分)48秒台、49秒台を上位に並べたいと考えています。何人(1分)50秒を突破できるかを注目して下さい。
400、800、1500mに関しては、第一人者の松田丈志選手が自分の記録をどれだけ更新するか、ということになります。昨年の暮れからかなり意欲的にトレーニングに取り組んでおり、自己記録、日本記録の更新に十分期待していただきたいと思います。 |
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■男子背泳ぎ
背泳ぎ第一人者の森田智己選手ですが、2月の短水路選手権では、3種目(50m・100m・200m)ともに短水路日本記録を更新いたしました。今回も3つとも(日本記録)更新を目指すということで意欲的にトレーニングに臨んでいますし、可能性は十分にあります。100mは53秒台のタイムを期待をしていただきたいと思います。また、次の選手はどの選手がやってくるのか。スピードがある50mの高校生/古賀淳也選手、また新しく出てきた100mの山口雅文選手、200mの得意な中野高選手、こういった選手が森田選手にどれだけ迫れるかを注目していただきたいと思います。 |
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■男子平泳ぎ
平泳ぎに関しては、これはもう北島選手です。本人、コーチに話を聞きますと、『徐々に良くなっている』という控えめな表現なのですが、練習も十分積んできて、状態としてはそんなに悪くない状況です。ただ、正直なところ、世界記録、日本記録を一気に更新というまでの状態ではないです。しかしながら、北島選手は本番に強い部分がありますので、国内の大会では記録していないタイム、100mについては59秒台、200mについては2分09秒台を、ぜひ期待していただきたい。上手くいけば日本記録を更新できるかもしれません。 |
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■男子バタフライ
第一人者の山本貴司選手が、一年は指導者の勉強をするということで休養しております。しかしながら、高安亮選手がワールドカップで100mで短水路日本記録を樹立しております。(高安選手が)長水路でどこまでいけるか、山本選手の日本記録を更新できるかというところに注目いただきたいと思います。
また200mについては、山本選手の(アテネで出した日本)記録が、非常にレベルが高く、世界歴代で2位の記録です。なかなかここまでは行けませんが、アテネではおもった泳ぎが出来なかった松田選手が、もう一度世界選手権も代表権を獲得し、(世界水泳で)本来の力を発揮すればメダルのチャンスも生まれてくるということで、彼に注目していただきたいと思います。 |
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■男子個人メドレー
第一人者は三木二郎選手ですが、新たに佐野秀匡選手が記録を伸ばしてきました。今年の1月のワールドカップで200m、400mともに短水路日本記録を更新しています。2月の短水路選手権でも日本記録に近いタイム(200mは日本タイ)で泳いで、大変力をつけてきています。三木選手もワールドカップや短水路選手権では振るわなかったのですが、練習をかなり積んで、状態はいいということです。この2人の競り合いで日本記録の更新に期待できるのではないかと思います。 |
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■女子自由形
短距離に関しては、源純夏選手、萩原智子選手、千葉すず選手といった選手が活躍していた頃は、比較的世界に近かったのですが、また新しい時代に入ってきまして、現状はまだ男子と同じように世界との差があるという状況です。ここは新しい選手に一気に記録を伸ばしてもらうことを期待したいと思います。
残念ながら日本記録にはまだ到達は期待できませんが、100mでは青木慧選手、200mの浦部紀衣選手、上田春佳選手、こういった選手がちょうど伸び盛りにきています。こういった選手に期待をしていただきたいと思います。記録に関しては、50mは25秒台、100mは55秒台、200mは1分59秒台、この記録を何人出せるか、というところに期待していただきたいと思います。
また、200mに関しては柴田亜衣選手がエントリーしています。まだ長水路では参考になるような記録では泳いでいませんが、恐らくこの中ではナンバーワンの実力ということになると思います。ということで、決勝レースは柴田選手対若手の浦部選手、上田選手ということになると思います。そういった争いの中でレベルの高い記録に到達すると考えています。
400m、800mについては、これはもう柴田選手と山田沙知子選手の対決に、注目をしていただきたいと思います。1500mに関しては山田選手がエントリーしております。柴田選手はエントリーしていません。1500mに関しては山田選手のレベルが高いということで、彼女の記録に期待して下さい。 |
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■女子背泳ぎ
第一人者になりました中村礼子選手ですが、2月の短水路選手ではレベルの高い記録で泳ぎました。力が付いたということで本人も自信を持っていたのですが、残念ながら捻挫をするというアクシデントがありまして、十分なトレーニングが出来ていません。ただベスト記録は更新できる状態にはあるようです。
十分ではないというのは、例えば100mで1分00秒の前半、200mで2分07秒とか08秒というようなそういった可能性が、ちょっとトレーニングの状態から言えば低くなったのではないか、ということです。ただ、ベストタイムを出せる状態にはあり、彼女中心のレースになると考えていただきたいと思います。とにかくこの種目は実力者が多く力が拮抗しています。50mの中村真衣選手、100mの伊藤華英選手、寺川綾選手。それからワールドカップで記録を伸ばしてきた及川真沙紀選手、200mに関しても中村、伊藤、寺川の3選手。この優勝争いにも注目していただきたいと思います。 |
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■女子平泳ぎ
田中雅美選手の引退後ということで、新人の台頭を期待しています。2月の短水路選手権では各選手とも意識して頑張っていました。ただ、記録的には(田中選手と)差があります。したがって、記録をさらに上げると同時に勝負に勝つということで、中村沙耶香選手、三輪芳美選手、200mではベテランの坂口結子選手、こういったところの勝負ということになります。誰が次に出てくるか。そういったところに注目をしていただきたいと思います。 |
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■女子バタフライ
第一人者の中西悠子選手ですが、短水路選手権では本人が考えていたよりもいい内容だったようで、まだまだやれるという自信を持っているようです。今回も出来はいいということで、200mだけでなく100mも狙うと言っています。実は、アテネでも100mも期待していたようですが、残念ながら失敗したという経緯があります。ただ、100mが弱いというわけではありませんので、100m、200mに関しては中西選手の記録に期待していただきたいと思います。
これに続くのはワールドカップで50m・100mで短水路日本記録を出しました土肥亜也子選手、それから若手の矢野友理江選手、こういったところが中西選手にどれだけ迫れるかに注目していただきたいと思います。 |
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■女子個人メドレー
この種目は、萩原智子選手、田島寧子選手が非常にレベルの高い記録で泳いでいました。それに比べると非常にまだ差が有るということで、できるだけ記録を各選手とも上げて、世界に近づきたいということで、意欲を燃やしています。 |
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■日本記録について
今回の大会で、日本記録がいくつ出るかの予想ですが、うまくいけば記録が出るのではないか、というものが全部で12個ほどありました。そのうち10個行けばたいしたものだと考えています。ただ、レベルも年々上がっていますので、そう簡単には新記録も出なくなったという状況もあります。もちろん世界に比べてレベルの低い競技もありますので、ここは出来るだけ日本記録を更新して世界に近づきたいと考えています。 |
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