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人は彼女を“鉄女”と呼ぶ。03年世界水泳と04年アテネ五輪、05年世界水泳200mバタフライで銅メダルを獲得した実績を持ちながら、彼女は更なる進化を目指し、上下動を少なくするフォームを身につけることに取り組んだ。
その成果は06年パンパシ水泳で出た。自身が持つ日本記録を1秒47も更新する、同年世界ランキング2位の2分06秒52をマークしたのだ。「25歳という年齢で、しかもメダリストという実績を持ちながらも、さらに上を目指して努力を続ける姿はすごい」
と多くのコーチも舌を巻くほどだ。
新泳法を完璧なものにできなかった昨年は、世界水泳6位と4連続世界大会メダル獲得を逃し、シーズンベストも2分07秒65に終わった。だが五輪シーズンの今年は短水路200mで世界記録を狙い、2レース目の競泳ジャパンオープン2分03秒12で目標を達成した。
「ウエイトトレーニングがしっかりできてるんです。これまでは反動を使ってごまかしてたけど、そういうことをやらなくなったし。すごく集中して練習ができています」
精神と肉体の両面で成長していることも自覚している彼女の次の夢はもちろん、長水路の世界記録2分05秒40に肉薄すること。それを実現できればシッパー(オーストラリア)やイエジェイチャク(ポーランド)と同じ舞台に立てる。27歳で迎える北京で彼女が目指すのは、もっときれいな色のメダルだ。
※写真は競泳ジャパンオープン2008より
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