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1月のコナミオープン200m背泳ぎで早々と日本新記録を出した入江陵介。彼が一躍“メダル候補”として北京五輪へ出場するキッカケとなったのも、昨年のこの大会で自身初の日本記録を出したからだった。
その時の記録は1分56秒53。初代表となった06年パンパシで高校新を出して以来、07年は日本選手権と世界競泳でも高校新を連発してともに優勝と、同種目の日本トップに駆け上がっていた彼にとって、その録は必然のものだった。さらに北京五輪2ヶ月前のジャパンオープンでは、世界記録0秒45まで迫る1分54秒77をマーク。世界ランキング3位で本番に臨むことになったのだ。
だが、18歳の彼に初出場の五輪でメダルを望むのは酷でもあった。自己記録を出せば3位になっていた決勝は、1分55秒49で5位に終わった。ただ、厳しい洗礼を受けながらも、予選、準決勝、決勝とタイムを上げられた自信は彼の心の中に残っただろう。「次は優勝争いを!」という決意が、09年早々の日本記録につながったのだ。
スピード強化とバサロの改善を大きな課題とする今年は「50mや100mでの結果を残していきたい」と意欲的だ。まずは、重圧に押しつぶされて優勝したとはいえ記録を出せなかった昨年の日本選手権を再現しないこと。それさえできれば、世界選手権のメダルへも大きく近づく。
※写真は競泳ジャパンオープン2009より
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