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萩原の、04年以来6年ぶりの日本選手権。2月28日に閉幕したバンクーバー五輪でも35歳の田畑真紀がスピードスケートで銀メダルを獲得し、37歳の葛西紀明がジャンプラージヒル個人で8位入賞を果たしたように、各競技で競技年齢が上がり30代の選手も数多く活躍する今、日本選手権初日に30歳の誕生日を迎えるハギトモの挑戦は、水泳界にとっても大きな意味を持つものだ。
24歳での引退に、その素質の高さを惜しむ声も多かった萩原は、昨年6月に競技復帰を果たして以来、その片鱗を見せ続けている。昨年9月の国体では女子成年50m自由形に出場して、03年の国体で出していた長水路の自己記録を0秒10更新する25秒24の大会新で優勝するという離れ業を見せた。しかも、前日の100mで54秒43の日本記録を出した山口美咲らを抑えての優勝。09年世界ランキングでも49位相当の記録だった。
その後も地元のレースで泳ぎながら、着実に感触を取り戻してきている。競泳ジャパンオープンでは、50m自由形で日本人トップの4位になり、それまで25秒3台だった自己記録も25秒14へと伸ばした。また100mでも、短水路日本記録保持者の上田春佳には敗れたが、伊藤華英を抑えて日本人2番目の6位に。04年に出している前日本記録にも0秒33差まで迫る54秒28で泳いだ。
そんな萩原が日本選手権で狙うのは、04年にチャンピオンになっている50m自由形だ。まず目標にするのはあと0秒10まで迫っている、源純夏が持つ25秒14の日本記録だ。それは手の内に入れているだろう彼女が、派遣標準Ⅱの25秒05をクリアできるか。さらには、派遣標準Ⅰの24秒52にどこまで迫れるかが楽しみだ。
※写真は競泳ジャパンオープン2010より
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