TOP > 競泳ジャパンオープン2007 予想会
予想会

競泳ジャパンオープン2007
第48回日本短水路選手権 水泳競技大会
予想会

財団法人 日本水泳連盟
常務理事 青木 剛

■男子自由形
 50mは、先日、日本記録を出した伊藤真選手が中心のレースになると思います。伊藤選手、細川大輔選手の世界水泳組に加え、川内勇輝選手、これら3人の勝負で、日本記録の更新を期待して注目していただきたいと思います。
 100mは第一人者の細川選手、さらに佐藤久佳選手、その他、ウクライナ、オーストラリアの外国勢、また、50mを得意とする伊藤選手の争いになると思います。ここでは細川選手の日本記録の更新に期待したいと思います。
 200mは日本勢の争いになるでしょう。世界水泳組の細川選手、松田丈志選手に加えて物延靖記選手が争いに入ってくると思います。この種目では細川選手が日本記録を持っていますので、細川選手、松田選手の戦いの中で日本記録が更新されることを期待しています。
 400m自由形に関しては、日本記録保持者の松田選手に記録を更新して欲しいと思います。また、他の選手がどこまで松田選手に迫ることができるかに注目していただきたいと思います。
 1500mは今回、松田選手がエントリーしていませんので、他の選手がどれだけ頑張れるかに期待したいと思います。アジア大会代表の土岐建一選手が中心のレースになるのではないでしょうか。

■男子背泳ぎ
 背泳ぎは、50m、100m、200mとエントリーしている、第一人者の森田智己選手が中心のレースになるでしょう。森田選手、山口雅文選手といった世界水泳勢に対して、それ以外の選手がどう勝負を挑むかに注目していただきたいと思います。

■男子平泳ぎ
 平泳ぎは北島康介選手とウクライナのリソゴール選手の争いになると思います。北島選手自身が持つ日本記録の更新に期待がかかります。

■男子バタフライ
 50m、100mはウクライナの選手と高安亮選手の争いになると思われますが、記録的には差がありませんので、ぜひ高安選手に勝ってもらい、自身の持つ日本記録を更新してもらいたいと思います。
 200mについては、日本勢の争いになります。特に、アジア大会で銀メダルと銅メダルを獲得した松田選手、柴田隆一選手、この2人の勝負になると思います。その中での日本記録の更新に期待していただきたいと思います。

■男子個人メドレー
 100mについては、高桑健選手が非常にパワーがありますので、彼が中心になって、さらに新進気鋭の藤井拓郎選手などが加わっての勝負になると思います。その中で佐野秀匡選手が100mに関してどのくらい迫ることが出来るか。この3者の戦いに注目していただきたいと思います。この種目は北島選手が日本記録を保持していますが、ぜひ個人メドレーを専門種目とする選手にこの記録を破ってもらいたいと思います。
 200mについては、佐野選手と高桑選手、世界水泳組の勝負になると思います。その中で新記録が出ることを期待しています。400mについては、佐野選手一人だけがダントツの存在です。佐野選手が自らの持つ日本記録を更新できるかどうかに注目です。

■女子自由形
 50m、100mは世界との力の差がやはりあります。スウェーデンのアルシャマール選手中心のレースになると思いますが、どこまで日本選手が行けるかに注目していただきたいと思います。
 200m自由形に関しては少し勝負ができるレースになります。オーストラリアの選手に対して浦部紀衣選手、上田春佳選手が優勝争いを挑んで、どこまで自分の記録を伸ばせるかがポイントになります。
 400m、800mに関しては柴田亜衣選手が中心のレースになります。オーストラリアからエントリーしている選手がどの程度の力のある選手かまだ分かりませんが、ここは柴田選手の泳ぎにご注目いただきたいと思います。

■女子背泳ぎ
 50mに関しては中村真衣、中村礼子の世界水泳組とウクライナの選手の争いになることが予想されます。ここは日本記録保持者の中村真衣選手に頑張って欲しいと思います。100mも中村真衣選手と中村礼子選手、さらに伊藤華英選手、ウクライナの選手の戦いになるでしょう。この種目でも短水路の第一人者である中村真衣選手に頑張っていただいて、記録の更新に期待したいと思います。
 200mに関しては、中村礼子選手と伊藤華英選手、さらにウクライナの選手との勝負になると思います。この種目の日本記録は世界記録に近い水準ですので、今の状態でどのレベルまで持っていくことが出来るかどうかがポイントとなりますが、頑張っていただきたいと思います。

■女子平泳ぎ
 平泳ぎは50m、100mについては外国勢の記録レベルが高い種目です。日本勢はいかに外国勢に追いすがってベスト記録を出していくかということになります。200mに関しては日本勢の争いになります。この種目では田村奈々香選手が昨年夏から長水路で記録を伸ばしていますので、今回も期待して見ていただきたいと思います。現在、一番力があるのは田村選手ではないかと思っていますので、彼女中心のレースになることが予想されます。

■女子バタフライ
 50mでは、日本勢では加藤ゆか選手、土肥亜也子選手といったところの名前が挙がりますが、アルシャマール選手とは残念ながら力の差があります。ここは何とか頑張って勝利をうばい、ベスト記録、日本記録をクリアしていただきたいと思います。
 100mでは加藤選手、土肥選手といった世界水泳代表勢の争いになると思います。ここは日本記録の更新に期待したいと思います。
 200mでは中西悠子選手、矢野友理江選手が中心になります。また、中学生の秋山夏希選手にも、将来性という意味で多いに注目していただきたいと思います。

■女子個人メドレー
 100mでは、日本勢では北川麻美選手、ウクライナの選手、さらに背泳ぎが専門の福田智代選手、これら3人のせめぎ合いになると思います。この種目では、日本選手の優勝と、さらに記録面では萩原智子さんの日本記録にどこまで近づけるかが目標となります。
 200mについては、藤野舞子選手と世界水泳代表の北川麻美選手の勝負に注目していただきたいと思います。さらに400mでは、藤野舞子選手とウクライナのベテラン、クロチコワ選手の争いになると思います。


財団法人 日本水泳連盟
理事 上野 広治

 今年の競泳ジャパンオープンは、世界水泳メルボルンに出場する選手は、合宿の一環と位置づけて大会にエントリーしています。12月のアジア大会が終わってから1ヶ月経ったということで、競泳ジャパンオープンを第2回目の合宿と捉えて、チームの状況を把握したいと思います。
 世界水泳組は山田沙知子選手を除いて、世界水泳組すべてエントリーしています。また、世界水泳組以外の選手では、エントリーしていない選手も見受けられますが、これは4月に行われる日本選手権に向けた準備のために、この大会への出場を見合わせたということになります。これは競泳ジャパンオープンを軽視しているわけではなく、世界水泳組に出場する選手に日本選手権で対抗するための作戦の一つということだと思います。
 北川麻美選手は今回、平泳ぎではなく個人メドレーにエントリーしています。選手によっては長水路、短水路で得意、不得意が多少ありますので、自分の体調を整えるという意味で意図的に種目を変更する選手もいます。
 世界水泳直前ということで、刺激的な大会になることも期待できます。ナショナルチームに選ばれている以上、国内の選手には負けたくないという意地があるでしょうから、自分の体調をコントロールしながら、どこまでその意地を発揮できるかがポイントとなります。特に、柴田亜衣選手などにとっては、帰国後すぐのレースになりますので、体調維持が課題となるでしょう。
 世界水泳に出場しない選手は当然ここで世界水泳組に勝とうと挑んできます。そして、4月の日本選手権をも念頭に置いて臨んでくるでしょう。また、世界水泳組は、当然、世界水泳での出場種目にピークを合わせていくように泳ぐでしょう。
世界水泳組今のところ冬場の強化も順調に仕上がっていますので、北島選手をはじめ、ここで自己ベストを出すということが1つの目標になります。世界選手権に向けては悪い状態で出発するよりも、当然勢いを付けて出発することが一番ですので、選手はそれなりの体調の中で、自己ベストを目指していくと思います。

 →BACK 
トピックス一覧
Official Poster
ポスター