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世界水泳選手権メルボルン大会の日本代表壮行会を兼ねた第48回日本短水路選手権・競泳ジャパンオープン2007が、3月3、4の両日、東京辰巳国際水泳場の25mプールで行われる。米国で練習する山田沙知子を除く男女の日本代表31人が出場し、4月からの代表復帰を狙う国内組や、アテネ五輪など世界大会のメダリスト10人を迎え撃つ。
【男子】
日本のエースで、アテネ五輪平泳ぎ2冠の北島康介(日本代表)は、50m、100m、200mの3種目で自身の日本記録の更新を狙う。苦しんできたひざやひじの痛みを最小限に抑え、米国フラッグスタッフでの高地トレーニングでも泳ぎ込んだ。ここ数年ないほど調子を上げ、今大会に臨む。
ライバルは、50mの世界記録保持者で、100mでも北島を上回る記録を持つオレク・リソゴール(ウクライナ)となりそうだ。100mは山下誠(日本代表)も強く、200mでは木村太輔(日本代表)も表彰台を目指している。
バタフライは激戦だ。50mと100mは、両種目で日本記録を持つ高安亮(日本代表)と、昨年12月のドーハ・アジア大会100mで、高安を破って優勝した山本貴司(日本代表)の一騎打ちとなりそうだ。高安が前半飛ばし、山本が追いかける展開となる。
200mは世界に誇る3強がぶつかり合う。日本記録保持者の柴田隆一(日本代表)は、昨年8月のパンパシフィック選手権で銀メダルに輝き、05年世界選手権銀メダルの松田丈志(日本代表)は、アジア大会で柴田を破って銀メダルを獲得した。この種目では世界選手権の出場資格がないアテネ五輪銀メダルの山本も、初めて高地でトレーニングを積んで万全を期している。
背泳ぎはアテネ五輪100メートル銅メダルの森田智己(日本代表)が、50m、100m、200mとも頭一つ抜けている。昨年初めて代表入りした山口雅文(日本代表)や古賀淳也(日本代表)も3種目にエントリーし、森田を追う。アジア大会を制した宮下純一(ホリプロ)も勢いに乗っている。
自由形は、50mで2月に日本記録を更新したばかりの伊藤真(日本代表)が調子を維持している。100mは日本記録を持つ細川大輔(日本代表)を、小島貴光(日本代表)や山元啓照(日本代表)らが追う。50mプールの長水路で日本記録を持つ佐藤久佳(日大)も、この1年の伸び悩みからの脱却を図る。
200mは日本記録保持者の細川と、長水路の日本記録保持者、松田がぶつかる。400mは日本記録を持つ松田が圧倒的に強く、櫻井裕司(日本代表)が追いかける。1500mは日本記録保持者の松田が出場しないため混戦模様だが、アジア大会に出場した高校3年の土岐健一(鶴岡SC)が飛躍を目指す。
個人メドレーは、200mでアジア大会1、2位の佐野秀匡(日本代表)と、高桑健(日本代表)が激突する。佐野は前半のバタフライでリードを奪い、高桑は後半の平泳ぎと自由形で追いかける展開となりそうだ。
100mは高桑がリードし、佐野や藤井拓郎(早大)にもチャンスはある。400mはアジア大会金メダルの佐野を、アジア大会銀メダルの谷口晋矢(日本代表)や、庄司有太(中大)が追いかける。
【女子】
自由形はアテネ五輪800m金メダルの柴田亜衣(日本代表)が、400mとの2冠を目指す。アジア大会を欠場し、じっくり泳ぎ込んだ成果を出すつもりでいる。今回出場しない山田沙知子(日本代表)の日本記録にどこまで迫れるかが注目だ。
200mは三田真希(日本代表)、浦部紀衣(日本代表)、上田春佳(日本代表)の3人と、外国勢の争いになる。50mの世界記録保持者、テレース・アルシャマール(スウェーデン)は、100mとの2冠を目指している。
背泳ぎは混戦模様。
100mは、世界選手権でメダルを狙う中村礼子(日本代表)と、伊藤華英(日本代表)が調子を上げている。ともに例年以上に泳ぎ込み、自信を持って臨む。この種目で世界選手権の出場資格はないが、前回大会で日本記録を更新した中村真衣(日本代表)にも爆発力がある。
50mは中村真衣が強く、中村礼子が追う展開。200mは世界選手権で金メダルを目指す2人、中村礼子と伊藤の戦いになる。アジア大会に出場した五十嵐貴美(鹿屋体大)にも、食い込む余地はある。
バタフライは世界選手権でメダルを狙う2人が200mで激突する。1人は、8月のパンパシフィック選手権銀メダルで、日本記録保持者の中西悠子(日本代表)。アジア大会では本来の力を発揮できず銅メダルにとどまったが、より抵抗の少ない泳ぎを固めつつある。伸び盛りの高校3年生、矢野友理江(日本代表)は、パワーでは中西を上回る。アジア大会金メダルの勢いにも乗り、飛躍を目指している。
50mは加藤ゆか(日本代表)が強く、土肥亜也子(日本代表)が追う。100mは日本記録を分け合う加藤と土肥の競り合いになる。
平泳ぎは、50mで世界記録を持つジェード・エドミストン(豪州)が100mとの2冠を目指す。短い距離が得意な三輪芳美(日本代表)も表彰台を視野に入れている。
200mは国内組の田村菜々香(東海大)に勢いがある。堀田愛美(別府溝部学園)や、05年世界選手権4位の種田恵(JSS長岡)も表彰台を狙っている。
個人メドレーは、200mでアジア大会銀メダルの北川麻美(日本代表)と、アジア大会銅メダルで日本記録を持つ藤野舞子(キャラノ)がぶつかり合う。北川は得意の平泳ぎに出場しないものの、個人メドレーにも自信を持っている。世界選手権出場を逃した藤野は、悔しさをバネに調子を上げつつある。05年世界選手権代表の森下愛子(日体大)も表彰台を狙っている。
100mは北川と、ユリヤ・ピドリスナ(ウクライナ)の争い。400mは世界記録保持者のヤナ・クロチコワ(ウクライナ)を、日本記録保持者の藤野が追いかける。
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