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予想会

競泳ジャパンオープン2008
第49回日本短水路選手権 水泳競技大会
予想会

財団法人 日本水泳連盟
副会長兼専務理事 佐野 和夫

 第49回の日本短水路選手権は、今年も海外の選手が参加する国際大会となります。北京オリンピックの年ということで、各国ともナショナルチャンピオンシップを開催し、代表選手を選考している時期になっています。日本も例外でなく4月に選考大会が行われるわけですが、競泳ジャパンオープンはその前哨戦となります。今回は海外から、グァム、キルギス、マカオ、モンゴル、ネパール、チャイニーズタイペイと、6カ国・地域の選手が参加していただけることになりました。日本からは、世界競泳、世界水泳、それぞれのファイナリストを招待選手という形で招待いたします。


財団法人 日本水泳連盟
常務理事、競泳委員長 上野 広治

 今年に入ってから、中西悠子選手によって女子200mバタフライの日本記録が達成されています(2分3秒79)。中西選手はそのままの状況で大会に臨むということで、一番世界記録に近いのではないかと考えております。続いて、200mの女子の背泳ぎの中村礼子選手。平井コーチによりますと、今回(記録に)届くかどうかというところですが、それぞれベテランの選手が自己ベストを目標にし、それが達成できればイコール世界記録ということになると思います。
 
 それ以外の若手の選手の台頭もあります。女子200mバタフライでは、中西選手に続き星奈津美選手。ただ、短水路の大会では今年に入って2分9秒が最高です。長水路では2分7秒25というような記録がありますが、短水路では中西選手とは少し差が出てくるかなと思っております。さらに、200m自由形女子の上田春佳選手。短水路で日本記録を初めて樹立してから、長水路でも1分59秒という自己ベストを出している勢いのある選手です。
 
 男子の方ではやはり背泳ぎの入江陵介選手です。彼は自己ベストを出してきていますが、合宿があるということ、卒業を控えているということ、短水路を不得意としているということもあって、残念ながらこの大会には参加しません。さらに、平泳ぎの立石諒選手。彼には北島康介選手に追いつくことが期待されています。その北島選手は50m、100m、200mの各平泳ぎ、そして100m個人メドレーと4種目にエントリーしていますが、大会では出場種目を絞ってくると思います。実際、私も北島選手の泳ぎを見ましたが、やっと泳ぎの点検が出来てきたところです。病み上がりの状態で無理をする必要はないとは思いますが、本人は必ず出場はするということです。そのような事情もあって、4種目から絞ってくるのではないかと思います。
 
 昨年は、3月第一週にジャパンオープンを開催し、そのまま(3月に開催されたメルボルンの)世界水泳につながっていたということで、この大会で良かった部分をそのまま世界水泳でも出そうという状況でしたが、今回は2月の末にジャパンオープン、そして4月15日から日本選手権といった状況で、一番練習を積んでいる状況ですので、これがイコール勢いに繋がるのかという点では、なかなか難しいと思います。ただ、若手の選手、上田春佳選手などもそうですが、自信をつけるという点で、位置づけとしてこの大会は日本選手権ですし、招待大会ということも含めて、選手たちはここで一つ何かの弾みをつけたいという気持ちで大会に参加しているのではないかと思います。また、先ほど出ましたように入江選手、バタフライの山本貴司選手などはこの大会をスキップして(次に臨む)、という状況になるのではないかと思います。
 
 また、私が個人的に見てみたいのは柴田亜衣選手の状態です。ここのところ腰痛があったりして、大会等を見てもまだまだ不満なところがあると思います。ただ、練習を積んでいるのは間違いない状態です。1月より2月、2月より3月と段階的に調子を上げてきているという状態のチェックを、個人的にはしたいと思っています。
 
 この大会では、男女合わせて二桁の日本記録が達成できるのではないかと期待しています。特に北島選手の100m個人メドレーは期待できると思っています。

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