現地時間21日、カナダ・モントリオールで開催されている世界水泳は、シンクロナイズドスイミング・ソロ決勝が行われ、日本の鈴木絵美子(東京シンクロクラブ)は、96.334点で予選と同じ4位。惜しくもメダル獲得はならなかった。
優勝は、フランスのヴィルジニー・ドデュ。同種目初の2連覇を達成した。しかし、競技終了後の会見で涙を流しながら引退を表明した。
2位にはナタリア・イーシェンコ(ロシア)、3位にはヘマ・メングアル(スペイン)が入った。
鈴木絵美子 「先生と一緒に泳いでいる感じだった」
本当に思い切って泳ぐことができました。予選ではスピンで失敗してしまった部分があったので、(決勝では)丁寧にできました。私にとっては今までに見たことがない点数が出ました。けど、まだまだ成長段階です。日本選手権は心技体伴わないまま優勝してしまったので、本当に光栄に思っている部分と、落ち込む部分があった。今は観客席から見ていたスペインの選手たちと一緒に泳ぐことができて、本当に実感がわいています。自分の感覚でツルっと回れてよかった。緊張したんですが、金子先生の言ってくださる言葉が頭の中で回りました。腰から回るということと、左と右のどちらかが強くなるクセがあるので、左に左にと意識しました。先生と一緒に泳いでいる感じでした。(メダルを)狙っていないわけではないけど、本当に挑戦者という気持ちでした。トップレベルの人に少しでも近づくことができた。この順位は、満足ではないけど、驚いています。まだまだデビューしたばかりなので、得るものはあると思います。この大会で気持ちが強くなりました。こういう経験をさせてもらったので、次回も頑張りたい。
金子正子チームリーダー 「出場させて良かった」
顔も名前も知られていないのに、9.7のラインまで上げることができました。次へのいいスタートが切れました。出場させて良かったと思います。(連日の演技だが)彼女には時間を見つけて、トレーナーとマンツーマンでストレッチをやって、疲れを取るようにしました。疲れがどうと言うよりも、怖いという感じでオドオドしてしまう。「こんなに悠々と思いっ切り見せられる舞台はほかにないんだから、思いっ切りやりなさい。鈴木という選手の美しさをアピールしてきなさい」と言いました。課題はまだまだありますが、克服すれば世界のトップクラスになります。(鈴木の演技は)日本チームにとってもプラスになる。彼女も、自分が頑張らなきゃと思って戦ったと思います。
ヴィルジニー・ドデュ 「これで引退します」
今日のパフォーマンスには満足しています。予選より多くの10点が欲しかった。願わくば全部10点が欲しかったですけど、良かったと思います。(顔を抑えて涙を流し言葉につまりながら)タイトルが欲しかったので、ベストを尽くしたかった。これで引退します。 |