世界水泳選手権 モントリオール2005
 
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 シンクロ・鈴木、原田組にインタビュー(7/24)

3つのメダル「こんなに誉められた試合はなかった」
 4種目で3つのメダルを獲得したシンクロナイズドスイミング。銀メダルを手中にしたチームの決勝から一夜明けた24日、鈴木絵美子、原田早穂(いずれも東京シンクロクラブ)に話を聞いた。2人はデュエットで3位、鈴木はソロにも出場した。主力として臨んだ初の世界大会を終えた感想やこれからの課題などを語ってもらった。



――全種目を終えた今の感想は?
鈴木 ほっとしました(笑)。
原田 長いようで短い一週間でした。大会を通じてもこんなに先生に褒められた試合はありませんでした。

――今大会で一番印象に残っている場面は?
鈴木 最終日のチーム決勝です。得点が出て、ランクを見たら2位。とてもうれしかったです。
原田 私も同じです。私は電光掲示板が見えないところにいました。そしたらみんなが喜んでいるのが見えて、抱き合って、よかったねと喜びました。

――スペインとは接戦でした
鈴木 スペインの得点を見たら10点もある演技でびっくりしました。スペインとは今大会のホテルが同じだったので、会っても弱いところは見せないと思っていました。
原田 日本が1位で2位がスペインだった(6月の)ローマ・オープンの時からスペインが、私たちと戦うチームとの印象はありました。多少は意識したけど、集中して、自分たちのベストを尽くすことだけを考えました。

――世界水泳までの準備期間は短かったのでは?
鈴木 4月に代表が内定してチームの練習を開始しました。正直、不安はありました。集中する時間は短い。やりたくても体がついていかない部分もありました。

――それをどう乗り越えたのですか
原田 チームの決勝の前は、とにかく思い切りやろうと言い合いました。たしかに個人では未熟なチーム。でも一致団結してまとめれば乗り越えていける。私たちは若さと勢いが最大の武器ですから。
鈴木 最後まであきらめないという気持ちでした。あきらめていたら2位という結果は残せなかった。個々に出せる力は出せたと思います。

――チームとしての課題は?
鈴木 チームやデュエットは距離感が広いと良くない。このぐらいでいいやということではなく、それぞれが自覚を持って縮めて行きたい。
原田 距離はもちろん、表現力も磨いていかないと。スペイン、ロシア、いいところは全部吸収して行きたい。

――アテネ五輪まではチームの一員だったが、今回の大会は引っ張っていかなければならない立場。プレッシャーがあったのでは?
鈴木 正直、不安は少しありましたが、みんなの応援があって、いい雰囲気だったので。それと、まわりのことを聞くより、先生のことを聞けば大丈夫とも思ってました。
原田 私たちは挑戦者。そのへんでプレッシャーを感じることなくできました。

――いきなり、デュエットで初日に登場でしたね
原田 なんとしても日本にいい風を吹かせようと思っていました。初日の結果は上出来です。最終的にも自分たちの予想以上の成績。見たことのない点数もありました。目標の点数以上でした。

――デュエットでのこれからの目標は?
鈴木 これからも2人一緒になってお互い違う方向を見ずに頑張っていきたい。最初はメダルの獲得が目標でしたが、今回の大会を経験して“打倒スペイン”まで高められました。
原田 2人の距離を縮めて丁寧に泳ぎたい。それとテクニカルルーティーン(TR)のエレメント(規定)を的確にこなせるようにしたいです。

――先輩の立花美哉、武田美保組の参考にしたい部分、ここでは負けないという所はありますか
鈴木 まねしても自分たちのカラーは出せないとは思います。
原田 素晴らしい先輩。追い抜こうと思ってもかなわない部分はある。それよりも新しい日本をアピールしたい。技術はまだまだですので、何よりも勢いと元気の良さで。

――2人は常々、私たちの持ち味は「勢い」と話していますが、なぜ、この言葉が生まれたのでしょう?
原田 実は(2003年の)バルセロナの世界水泳の時、チームでのテーマが勢いだったんです。勢いをつけて思い切りやったら、いい演技ができた。勢いがあれば力が出せるのではと思うようになりました。

――鈴木さんは世界大会でソロに初めて出場しました
鈴木 テクニカルルーティーンで規定より多く回るミスをしました。(回転する)オーロラオープンは不得意。思いっきりやらないと、と思っていたら、回りすぎちゃいました。経験のなさです。勢いでやる分、雑になってしまう。勢いプラス何かを身に付けたい。

――出場して感じたことは?
鈴木 トップは表現力もある。自分はまず技術を上げて、どんな状況になっても外さないようにしたい。最初の方は抑え目で、後半に勢いを出して泳げるようにもしたい。

――ソロで金メダルを獲得したビルジニー・ドデュ(フランス)はアマチュアでの引退を表明しました
鈴木 彼女はすごいの一言。引退するのならもっと見ていたかった。私は足元に及ばない。ちょっと残念です。
原田 上には上がいる。今回もうまいなと思いました。さらに上を目指して頑張るという気持ちになります。

――次の目標は?
鈴木 まだ終ったばかりで何も考えられません。今回の映像を見て、距離感とか、一から演技を見直したい。
原田 今回はいい戦いができました。次につながります。日本に帰って、自分たちの技術をじっくりチェックして、気持ちを切り替えて臨みたい。来年の日本でのワールドカップという明確な目標があるので、今回以上の演技ができるようにしたい。

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 柴田亜衣、日本記録樹立で喜びのコメント(大会8日目 7/24)

日本記録を出せてすごく満足
 日本記録を一番の目標に置いていたので、私の中ではすごく満足です。前半から落ち着いて泳げたので、予選より速く入ることができました。でも、すごく体は楽だったので、後半も粘れました。

(優勝した)マナドゥ選手はずっと見えていました。すごく出ているのは分かっていたんですが、あまり意識して付いていったりすると、自分のペースが崩れてしまうので、最後の100mぐらいまでは自分のペースを守って泳ぎました。今度また一緒に泳ぐことになったら勝ちたいですが、今は日本記録を出したことで満足していますし、まだ800mもあるので、そこまで悔しい気持ちはないです。

 前半の200mは、気持ちも楽ですし、少し体も楽でしたので、200mでスピードが付いてきたことで、前半(2分)2秒で入っても、そこまでバテなくなったのかな、と思います。とりあえずマナドゥ選手がいるのは分かっていましたし、隣の地元カナダの人は絶対に最後速いと思っていたので、つられて速くなりました。最後の50mを死に物狂いで泳ぐのは普通です。800mでも日本記録をマークして、今度は一番上の表彰台に立てるように頑張ります。
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 柴田が日本新更新で銀 北島は2位で決勝へ(大会8日目 午後 7/24)

 カナダ・モントリオールで開催されている世界水泳第8日、女子400m自由形に出場した柴田亜衣(チームアリーナ)が、4分06秒74の日本新記録で銀メダルを獲得した。世界水泳では自身初のメダル。また、今大会の競泳チームにとっても、初めてのメダルとなった。

 予選で自身の持つ日本記録を更新し、準決勝に進出した北島康介(日本コカ・コーラ)は、全体で2位となる59秒78のタイムで決勝進出。1位はライバルのブレンダン・ハンセン(アメリカ)だった。今村元気(ムラサキ・スポーツ)は、1分01秒64で13位と、決勝の8名に残ることはできなかった。決勝は25日に行われる。

 男子400m自由形決勝に出場した松田丈志(中京大学)は、3分48秒60の7位。午前に行われた予選で自身の持つ日本記録を更新し、メダルも期待されたが届かなかった。

 また、女子200m個人メドレー準決勝に出場した藤野舞子(拓殖大学)は、2分15秒13というタイムを出し、見事7位で決勝進出を果たした。アテネ五輪銅メダリストの中西悠子(枚方SS)は女子100mバタフライ準決勝に出場したが、59秒65の11位で決勝進出はならなかった。

 その他、13−16位決定予備戦に進んだ水球の男子日本チームは、13−8で南アフリカに勝利。今大会初勝利を飾り、13、14位決定戦に進んだ。
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 北島、大会新で準決勝進出!(大会8日目 午前 7/24

 カナダ・モントリオールで開催されている世界水泳は現地時間24日、競泳競技が開始され、日本の北島康介(日本コカ・コーラ)らが順当に予選を通過した。

 男子100m平泳ぎに出場した北島は、自身が持つ03年世界水泳バルセロナでの大会記録を更新する59秒71をマーク。1位で準決勝進出を決めた。また、同種目の今村元気(ムラサキスポーツ)も、自己ベストの1分01秒37で予選を突破している。

 また、男子400m自由形予選では、松田丈志(中京大学)が、3分47秒28の日本記録を出し決勝進出。内田翔(群馬SS)は、3:50.17の14位で予選敗退となった。

 アテネ五輪金メダリストの柴田亜衣(チームアリーナ)は、女子自由形400mに出場し、予選3位となる4分08秒82で決勝に進出。山田沙知子(コナミブ西日本)は4分13秒97の18位で予選敗退となった。
 そのほか、女子100mバタフライに中西悠子(枚方SS)が出場。1分00秒00の12位で準決勝に進出。女子200m個人メドレーに出場した藤野舞子(拓殖大学)は、自己ベストの2分15秒45でこちらも準決勝に進出を決めた。
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