| 競泳/飛込/シンクロ/水球 |
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| 飛 込 |
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日本には厳しい世界選手権となる。エースの寺内健(JSS宝塚)が、負傷のため欠場。最もメダル獲得の可能性が高い選手を欠き、苦しい戦いは避けられない。
2001年福岡大会の男子3メートル板飛び込みで、銅メダルを獲得。03年バルセロナ大会は7位、昨年のアテネ五輪は8位と、寺内は国際大会では上位の常連だ。しかし、3月の中国・上海合宿で、トランポリンの練習中に器具が故障して左かかとを強打。痛みが引かず、不運な事故のために出場を断念せざるを得なくなった。
寺内を欠く日本では、世界で戦える選手は少ない。その中で、女子4選手が選ばれた。注目は、世界選手権の日本選手で史上最年少となる13歳、中学2年生の浅田梨紗(JSS宝塚)だ。浅田は寺内と同じクラブで練習し、指導者も中国出身の馬淵崇英コーチと同じ。小学4年生から全国大会で頭角を現し「天才少女」と言われた。4月の代表選考会では高飛び込みで2位と健闘。演技自体は未完成だが、目標とする北京五輪へどんな第一歩を踏み出すか楽しみだ。
高校3年の中川真依(石川・小松市立高)にも期待がかかる。昨年まで2年連続で国体、全国高校総体で2種目を制したホープ。4月の選考会では3メートル板飛び込みで優勝した。選考会の高飛び込みで優勝し、安定感が増してきた山下美沙子(早大)、2002年釜山アジア大会の3メートル板飛び込み銅メダリスト、西井亮子(神奈川ク)も上位を狙う。
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| シンクロ |
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日本のシンクロナイズドスイミングは、アテネ五輪を境に大きく生まれ変わった。世代交代期を迎え、一からの再スタートである。
アトランタ、シドニー、アテネと五輪3大会に連続出場し、アテネのデュエットとチームで2大会連続の銀メダルに輝いたエース、立花美哉と武田美保が引退。この2人を含め、アテネの代表9人のうち5人が現役を退いた。さらに、正式種目に採用された1984年ロサンゼルス五輪から代表を指導し、ユニークなテーマ設定と強烈な個性で日本を引っ張ってきた井村雅代ヘッドコーチも、代表から去った。日本は北京五輪へ向けて強化体制を一新、指導者と選手の両方で若手を育成していくことになった。
新生ニッポンの中心は、鈴木絵美子と原田早穂(ともにミキハウス)だ。2人ともアテネのチームで銀メダルに輝いたメンバー。鈴木は167センチ、原田は166センチと日本選手の中では長身。金子正子シンクロ委員長が、以前から「ポスト立花、武田」とにらんでいた逸材である。持ち味は対照的だ。鈴木は美しい脚技が自慢。原田は、上半身を高く見せる泳ぎが得意だ。個人種目での経験が少なく表現力が乏しいが、鈴木が23歳、原田が22歳という若さとパワフルさを存分に生かし、勢いのよさを強調して世界に挑む。
チームでは鈴木、原田とともにアテネ五輪代表の川嶋奈緒子(アクラブ調布)、北尾佳奈子(井村シンクロク)が中心。初の大会となった6月のローマ・オープンでは強豪スペインを抑えて優勝し、自信をつけた。鈴木のソロ、前回金メダルを取ったフリールーティンコンビネーションも楽しみだ。
日本の使命は、表彰台の確保だ。日本はこれまで、五輪と世界選手権ではソロを除いて必ずメダルを取っている。注目のデュエットでは、世界トップを争ってきた立花、武田組が去った今、ダビドワ、エルマコワ組(ロシア)が金メダルの最有力候補だ。その2人を、2003年バルセロナ大会銅メダルのメングアル、ティラドス組(スペイン)が追う。日本はスペインペアとの勝負となる。来年、地元開催となる横浜市でのワールドカップと北京五輪へ向け、メダルを取って飛躍につなげたい。 |
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| 水 球 |
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アジアでの厳しい戦いを勝ち抜き、日本男子は3大会連続で出場権を得た。
5月、中国で行われたアジア予選は、出場枠「2」をめぐる戦いだった。日本は1次リーグを3戦全勝で勝ち抜いた。しかし、カザフスタン、中国のライバルとは別グループで、本当の戦いは準決勝からだった。
アテネ五輪11位のカザフスタンとの顔合わせとなった、準決勝。日本は3―2で快勝してモントリオール行きを決めた。チームによると、カザフスタンを破ったのは初めてという。決勝では中国に5―6で惜敗した。
スペインでプレーする田中宏児、イタリアでプレーする青柳勧(ともに三建30CLUB)ら、2003年ユニバーシアードで5位に入ったメンバーが中心だ。世界選手権の1次リーグはアテネ五輪銀メダルのセルビア・モンテネグロ、同7位の米国の強豪とキューバと同じB組。実力を考慮すれば、キューバから何としても勝ち星を挙げたい。
女子は予選に参加しなかった。
文:正田裕生/共同通信
写真:フォート・キシモト |
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